MS-Word tips 10:表の設定

No Photo

今日は表の設定についてご紹介します。

表を作成するときは、まず表の枠組みを作ってからセルに文字を入れていく方法と、表に入れる内容を用意して表に変換する方法があります。

◆表組を作って、セルに文字を入れていく方法

表の行数と列数を決めて、表を新規作成します。

  1. [罫線]-[挿入]-[表]をクリックします。
    →「表の挿入」ダイアログが表示されます。
  2. 「列数」「行数」にそれぞれ入力し、[OK]をクリックします。
    20121205_keikon_01.jpg
    →表が挿入されます。
  3. 各セルに文字を入力していきます。
    20121205_keikon_02.jpg

◆内容を入力し、表に変換する方法

  1. 今度は先に内容を入力します。行の区切りは改行、列の区切りはタブを入れます。
    20121205_keikon_03.jpg
  2. 入力した内容を選択し、[罫線]-[変換]-[文字列を表にする]をクリックします。
    →「文字列を表にする」ダイアログが表示されます。
  3. 列数が意図通りであることを確認し、「文字列の区切り」で「タブ」を選択して[OK]をクリックします。
    20121205_keikon_04.jpg
    →表が生成されます。
    20121205_keikon_05.jpg

続いて、作成した表にいろいろな設定をしてみましょう。

◆セルに色をつける

まずは、セルに色をつけてみましょう。たとえば、概要と詳細な内容、といった構成の表の場合、概要部分に色をつけると大変見やすくなります。

  1. 色を付けたいセルを選択し、[罫線]-[線種とページ罫線と網かけの設定]をクリックします。
    →「線種とページ罫線と網かけの設定」ダイアログが表示されます。
  2. 「網かけ」タブをクリックし、「背景の色」から色を選択して[OK}をクリックします。
    20121205_keikon_06.jpg
    →選択したセルに、指定した色が設定されています。
    20121205_keikon_07.jpg

◆左列の文字サイズを大きくし、左右上下センターに配置

今度は、概要部分を見出し行らしくセンター揃えにしてみましょう。

  1. センター揃えにしたいセルを選択し、「罫線」ツールバーで「中央揃え」を選択します。
    20121205_keikon_08.jpg

20121205_keikon_09.jpg

◆行の高さを一定にする

次は、各行の高さを揃えてみましょう。

  1. 表全体を選択し、[罫線]-[表のプロパティ]を選択します。
    →「表のプロパティ」ダイアログが表示されます。
  2. 「行」タブをクリックし、「高さを指定する」にチェックを入れて「30cm」と入力します。
  3. 「高さ」で「固定値」を選択し、[OK]をクリックします。
    20121205_keikon_10.jpg
    →行の高さが表全体で30cmに揃います。
    20121205_keikon_11.jpg

◆セル内の左右上下の余白を調整する

セル内の、罫線と文章の間の余白を調整することができます。限られたスペースにできるだけ情報を載せたい場合や、余白を広めにとって見やすくレイアウトしたい場合に活用します。

  1. 余白を調節したいセルを選択し、[罫線]-[表のプロパティ]を選択します。
    →「表のプロパティ」ダイアログが表示されます。
  2. 「セル」タブをクリックし、「表全体を同じ設定にする」をオフにします。
  3. 「上」「下」「左」「右」に、セルと罫線の間の余白を入力し、[OK]をクリックします。

20121205_keikon_12.jpg

<余白を狭くした場合>

20121205_keikon_13.jpg

<余白を広くした場合>

20121205_keikon_14.jpg

◆空行・空列、セルの罫線の設定で、レイアウトを整える

最後に、空行や空列を入れて、セルごとに罫線を変えたレイアウトの例をご紹介します。

20121205_keikon_15.jpg

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ人にオススメ