Firefox+Firecookie でCookieを監視/操作する

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最近、開発中にCookieの挙動で小一時間デバッグして、Firefoxの拡張機能であるFirecookieを使って解決したことがありました。Firecookieって実は便利だと思ったのでご紹介します。

デバッグの概要

CakePHPを利用して開発していたときにおこった、Cookieによるセッションが継続しない、といったトラブルだったとおもいます。ある条件下でCookieが読み出しできるパスがおかしくなるのが原因だったのですが、その特定にFirecookieが役立ちました。

Firecookieとは何か

FirecookieはFirefox+Firebugの環境で利用できる拡張機能です。以下のページからインストールできます。

Webプログラムを作っていると、Cookieを使ってログイン状態を作ったりします。Cookieはユーザのマシンに送信されますが、そのCookieの名前や値などをモニタできるのがFirecookieです。

FirefoxだけでもCookieを確認できる。けど。

Firefoxの環境設定→プライバシー→Cookieを表示を選ぶと、以下のような画面が表示され、Firefoxの環境で使われているCookieの情報を確認できます。
Firefox標準のCookieビューア
しかし、頻繁に確認するためにいちいち開くのはとても面倒なことです。FirecookieはFirebug(JavaScriptデバッガーなど)の拡張であり、Firebugのタブとして表示されます。

追加されたタブを選ぶと、Cookieの情報がリストで表示されると思います。(再掲イメージ)
Firecookie
眺めてみると、クッキーの名前、値、送信されるドメイン、パス(このパスをもとに送信されるかが制御されます)、セッションクッキーかどうか・または有効期限などの情報が一覧でき、また、クッキーの作成、削除もできます。

まとめ

手短な説明でしたが、このFirecookie、役に立ちます。物事が万事うまくいっているときは必要ないかもしれませんが、トラブルになったときに便利です。また、開発中に手軽にセッションをリセットできるので、開発が若干楽になると思います。

参考文献

PHPでCookieを使う方法について解説しています。

クッキーとセッションの簡単な説明です。

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