PDTからNetBeansに移行する3ステップ
こんにちは、長らく使ってきた PDT1.0.3 と最近サヨナラしたinoueです。
新しいパートナーに選んだのは、 PDT2.0 ではなく NetBeans6.5。
だって、重たすぎて使い物にならないんですもの、PDT.2.0。
そこへいくとNetBeans6.5は起動もコード補完も快適。
しかも最初からSubversionプラグインもDBツールも標準で入っているし。ステキ。
てなわけで、PDTからNetBeansへの移行方法と、使い始めるために必要な設定を簡単にご紹介します。
1. インストール
Java6 または Java5のJDKまたはJREがインストール済みであることが、PHP用NetBeansインストールの前提条件です。
これまでEclipse使っていたPCならば、入っているはずです。
NetBeans IDE 6.5 ダウンロード より、PHP開発向けのパッケージをダウンロードし、インストーラを実行すれば完了です。
2. 日本語利用のための設定
NetBeansを起動して、「ファイル - 新規プロジェクト - 既存のソースを使用するPHPアプリケーション」でPDTで使用していたプロジェクトを指定するだけでプロジェクトの移行は完了、 ですが、このままでは、Subversionのコミットコメントやマージ衝突リゾルバが文字化けしてしまいます。
そこで、(NetBeansインストールフォルダ)/etc/netbeans.conf の netbeans_default_options に " -J-Dfile.encoding=UTF-8" を追加して、再起動します。
これにより、日本語の文字化けが解消します。(参考:PHPのデバッグ時に局所変数に日本語あると文字化けしてしまいます。どうしたらよいですか?)
3. エディタの英字フォントを変更
初期設定では、表示フォントは「Monoscaped」となっています。実際にはWindows環境ですと MSゴシックですべて表示されています。
読みにくくはないけれど、平面的な表示で個人的には作業しずらい感じです。
PDTでは英字フォントを「Courier New」にしていたので、NetBeansでConsolasフォントを使う を参考に fontconfig.properties を修正して、英字が「Courier New」で表示されるようにしました。
以上ではじめの一歩的設定は完了です。あとは「ツール - オプション」メニュー等を開いて、お好みの設定に変更しましょう。
シーブレイン社内にNetBeansを普及させるためにも、今後も便利な機能などをバシャログ。にてお伝えしていけたらいいなと思っています。