Mac アプリケーション撰 その 0
昨日、職場で正式版 Firefox3 を導入して、拡張機能が利用できなくなるトラブルがありました。原因は結局わからずじまいでしたが、Firefox2 と 3 の環境を共存させようとして、プロファイル名変更まわりでミスしたのだと思います。開発用の拡張機能をいくつか入れてはいましたが、あまりカスタマイズもしていなかったので、思い切ってプロファイルを作り直しました。Firefoxはともかく、「いつ環境が壊れてなくなってもかまわないように」環境を作るというのが私の理想ですが、なかなか難しいですね。
Mac のアプリを 3 つ紹介
今日はカスタマイズしなくても便利に使えるMacのアプリケーションをご紹介します。有名どころのAdium(多くのサービスをサポートするインスタントメッセンジャー)やQuickSilver(キー入力型ランチャー)の説明はせずに、その他の私がよく使うものだけをご紹介します。
iTerm 日本語もすぐ使えるターミナルエミュレータ
よく使うと言えばまずはシェル環境が一番ではないでしょうか。おそらくターミナルエミュレータの中では定番だと思いますが、利用されている人数自体は多くないと思いますので紹介します。( Mac に標準でついてくる Terminal.app もタブ型になりましたし。) iTerm は Windows でいえばPoderosa のようなタブ型の仮想端末ソフトです。そのほかに
- UTF-8の日本語の文字がデフォルトで表示できる
- タブは切り離してウインドウとしてわけたりくっつけたりできる
- キーボード設定、ターミナル設定、ディスプレイ設定を個別に管理して、その組み合わせでプロファイルを作る(このサーバにアクセスするときはこのプロファイルでー)感じで効率的なカスタマイズができる
といった特徴があります。
Transmission 進捗がすぐわかるBitTorrentクライアント
Linux ディストリビューション インストールCDの共有に使います。表示がシンプルでダウンロード/アップロードのすすみ具合がすぐわかります。あまり、アップロードしすぎてISPに迷惑をかけたくないときは左下のボタンから、速度制限をかけることもできます。
MacFUSE + sshfs SSHでアクセスできるホストをローカルにマウント
(私はMacPortsでインストールしましたが、多少の手間がかかります。)リモートのコンピュータ上で安全にコマンドを実行するのによく使われるのはSSHです。SSH越しにコマンドを実行すると、テキストファイルの見たりできますが、Macで普段使っているエディタが使えなかったりするのが欠点です。定番のCyberduckを使えば、普段のエディタを使うこともできますが、少し違和感を感じます。そこでMacFUSE + sshfs を使うとFinderからssh越しのファイルを見ることができますし、シェルでも見ることができます。つまり、ssh越しのファイルがローカルにあるように見えるわけです。
まとめ
今日は、起動時に常時立ち上がっているようなアプリを紹介しました。これからも、Mac は開発環境として使えるのか?ということを主なテーマに便利なアプリケーションを紹介していこうと思います。