ハローワークの情報提供サービスが始まります
再度ダイエットを開始した kimoto です。腹減った!
今年から、ハローワークが求人情報のオンライン提供を開始します。
このサービスにより、ハローワークに登録された求人情報がいろいろな所に広がり、雇用促進が期待されています。
今回は、このサービスによりどんな形式で情報が提供されるのか、簡単にまとめてみました。
情報の提供方法は二種類
求人情報の提供方法には、「求人情報提供端末方式」と「データ提供方式」の2種類があります。
どう違うのか?それぞれの特徴をまとめてみます。
求人情報提供端末方式
こちらは簡単に言うと、ハローワークにある情報検索端末を、そのまま自分の施設に置くことのできる方式です。
端末は自分で用意する必要がありますが、UI や情報など、求職者にとってそのままハローワークと同じ感覚で利用できるのがメリットと言えます。
特徴をまとめると以下です。
- ハローワークの施設にある端末と同じ動作をする
- 求人情報の更新は、ハローワークの営業日の8時~21時半まで、30分に1回の更新頻度
- 指定のスペックの端末を用意する必要がある
- 申し込み期間:平成26年1月6日~3月31日
端末と回線を用意すればあとはハローワークと同じ昨日を使える、というのが魅力のこの方式。
ただし、検索の UI やデータをカスタマイズしたりする事はできないため、自由度は低いと言えます。
データ提供方式
こちらの方式は、データをそのまま提供してもらうことができ、加工して公開する事ができます。独自の検索インターフェイスなどを実装すれば、使いやすい求人情報サイトも作ることが可能です。
データの取得は1日1回と、「求人情報提供端末方式」とくらべ若干鮮度が落ちるという面もあります。
特徴をまとめると以下になります。
- データだけを取得し、加工して公開する事ができる
- データのみ提供のため、インターフェイスは自前で実装する必要がある
- 前営業日終了時点の公開求人を6時に更新(Web掲載分と同程度)
- ネット環境さえあれば端末のスペックは問わない
- サンプルデータは3月目処でハローワークのサイトに掲載予定
- 申し込み期間:平成26年6月2日~7月31日
データを渡すんであとは自由にやってね、その代わりインターフェイスなども自分で用意してね、という方式なのがこちら。自由度が高い分、敷居も高くなっているという印象ですね。
こちらの方式の方が、Web 開発者向けと言えると思います。
まとめ
ということで、今年から始まるハローワークのオンライン情報提供サービスについて書きました。
バシャログ。の読者層からすると、この記事を読んでくれている方にとって主に興味あるのは「データ提供方式」の方だと思います。
「求人情報提供端末方式」の方はあまり関係が無いとは思いますが、こちらのサービスは申込の期限が迫っていますので、申し込む方はお早めにご検討を。
逆に「データ提供方式」の方は6月からの2ヶ月間が申し込み期間です。微妙に間が有るので、興味ある方はお忘れなく。
このサービスにより、雇用率が上がるといいですね!