MacBook Air 13インチ を買って開発ツールのセットアップした感想
自称社内一の Apple オタクの tanaka です。(布教活動をしつこくしたりはしませんので?ご安心ください)最近の Apple ニュースといえば新しい MacBook Air です。私も前から欲しかったのですが、今回のアップグレードでメモリ 4GB を選択できるようになったので、ようやく買いました。この記事では、開発ツールのセットアップまで行った時点で、気に入ったところをご紹介します。
スペック
- CPU: 1.86GHz Intel Core 2 Duo
- ストレージ: 128GB SSD
- メモリ: 4GB
- ディスプレイ: 13.3インチ 1440 x 900
13インチで安い方のメモリを増やしました。
薄くて軽い、フルサイズのキーボード
薄くて軽い…のは公式の製品ページを見ていただくとわかりますが、前のモデルよりも最厚部が2.4mm 薄くなっています。しかし、キーボードを手持ちのMacBook Pro 17" と比較すると、ほぼ同じサイズです。軽くてもキーボードサイズが犠牲になっていないのはよい点です。
底面が熱を持ちにくい
今は11月なので、熱については正しく判断できないかもしれません。土曜日、家に MacBook Air が届いてから、3 時間くらい MacPorts のパッケージをビルドしていました(これはCPUをフルに使う処理です)が、膝に乗せても、あたたかいと思える程度にしか熱を持ちませんので、普通にラップトップ(膝上)で使えます。MacBook Pro 17" は、手のひらを底面にあてつづけるのが無理なくらい熱を持ちますので、膝上にのせて使える点がとても気に入りました。
起動が速い、スタンバイからの復帰が速い(らしい)
起動時間を計測したところ、起動ボタンをおしてから約13秒でデスクトップが表示されました。また、電源を落とさずに20分移動してから開いたところ、すぐに使えるようになりました。メモリ上にデータを残したままなので、当然といえば、当然ですが、いちいち電源を落とさずに移動できる点はすごい進歩だと思います。
開発マシンとして
マシンが届いたあと、各種ブラウザをインストールして、MacPorts でvim, zsh, subversion, apache, php5などをインストール、NetBeansもインストールしました。テストとして CakePHP でつくられた CMS の Croogoをインストールしてみました。
MacPortsは3時間くらいずっとビルドに時間をとられましたが、ファンの音が異常にうるさくなったりはしませんでした。
NetBeansをインストールして使ってみた感想ですが、起動時に前回開いていたファイルを同時に開くと、多少時間がかかるかな、という程度で、テキスト編集に問題はなさそうです。SSDなので、検索のためのインデックス作成は速いです。
CakePHP製のCMS Croogo を動かしてみました。多くのページで読み込みに500ms程度かかり、若干気になります。APCを導入したところ、300ms台で読み込むようになりました。アプリケーションの開発に使えるかどうかはこれから試していきたいところです。
ディスプレイサイズは1440 x 900で、これはMacBook Proの15インチモデルと同じ解像度です。(最新のMacBook Pro 15インチでは、オプションで1680 x 1050も選べます)この解像度であれば、持ち歩ける開発環境としては十分ではないでしょうか。NetBeansで、PHPファイルを開いてみたところは次のようになります。
その他
13インチモデルにはSDカードスロットがついているので、ブログにアップする写真を読み込むのには便利です。(USBでカメラに直接つなぐと、いつの間にかカメラのバッテリーが切れてた、ということがあるので)
はじめてのMacとして選ぶときの欠点?を2つ。MacBook AirにはCD/DVDドライブがありませんので、iWork をインストールするなどの際は、別のMacのドライブを利用する必要があります。(これはWindowsマシンでもOKみたいです。→MacBook Air:Mac や Windows コンピュータでリモートディスクを使って DVD または CD を共有する方法)また、アダプタなしではLANケーブルでネットにつなぐこともできませんので、無線LANアクセスポイントがあることもほぼ必須となります。
まとめ
MacBook Air が届いてから、開発環境をセットアップまで行った時点での感想をまとめてみました。この記事もAir上のMacVimで書いています。いまのところ、とても満足!です。