[作って学ぶ!jQuery] 第0回 jQuery とは?
こんにちは、kimoto です。最近暑くなったり寒くなったりで落ち着かない気候ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
私は階段で転んで肩と二の腕を痛めました。気候関係ないですけど。
さて、今や JavaScript ライブラリと言えばコレ!と言うくらい人気のある jQuery 。
その jQuery にスポットを当てて短期集中連載をしていこうと思います。
実際に使えるサンプルを題材に、概要を学べる内容にしたいと思っています。
本日は第 0 回という事で、jQuery とは何か?という所から始めたいと思います。
jQuery とは
jQuery とは、JavaScript ライブラリの一つで、現在もっとも人気のある JavaScript ライブラリだと言われています。
MIT License と GNU General Public License のデュアルライセンスで、フリーかつオープンソースです。
JavaScript ライブラリには他にも prototype.js や MooTools、 Dojo など、いろいろな物があります。
なぜ jQuery なのか
素の JavaScript で何かを実装しようとした事がある方なら、ブラウザによっての挙動の違いで悩んだ事があると思います。
jQuery を利用すると、そのあたりの違いをかなり吸収してくれます。これが大きなメリットの一つになります。
また jQuery は、CSS や HTML との親和性が高いという特徴もあります。
プログラミングを経験した事の無いマークアップエンジニアの方でも比較的直観的に使えるという事実が、jQuery の人気を高めている理由の一つと言えます。
たとえば HTML の特定要素を指定し操作したい場合には「セレクタ」で指定します。
この指定の仕方が、
$("セレクタ").命令
となるのですが、実際には
$("div.comment").css("color","#333");
のように指定します。
ぱっと見で、class 名が「comment」の div の色を指定しているんだな、ってのが分かると思います。
どうやって使うのか
ではこの便利な jQuery はどうやって使うのか。
まずは公式サイトから jQuery 本体をダウンロードし、サーバにアップします。
そして、使いたいページ内に、読み込むタグを記述し、その後ろに命令を記述します。
<script type="text/javascript" src="./jquery.js"></script>
<script type="text/javascript">
# jQuery の命令
</script>
これで OK です。
と、いうことで
と言う事で、これからサンプルを使って、jQuery の基礎を学んでいく連載を始めます。
今回は含めず、全 6 回構成で進めていく予定ですので、良かったら読んでみてくださいませ。