Google Cloud Platform 入門編トレーニング 東京会場に参加してきました
皆さんごきげんよう。見たい映画がいい感じの時間にやってなくてこのまま終わるのではないかと危惧しているyamashitaです。
先日Google Cloud Platform 入門編トレーニングに参加してきたので、それについて記事を書きたいと思います。
始まるまで
会場はベルサール渋谷ファーストB1Fのホールでした。
渋谷駅から近いのですが、慣れない方面だったので少し戸惑いました。横浜市民の性なのか、やっぱり都内はちょっと緊張します。
会場の建物に入って地下に向かう際のエスカレーターが小さく、開演前は大混雑でした。
講演開始予定の20分くらい前に到着しても席に着くと結構ギリギリな感じでした。案の定開始が遅れてました。
学びその一、余裕をもって会場に向かう。今回は13時開始の1時間前から受付が始まってたのでそれくらいに向かうべきでしたね。
講演アジェンダ
- Google Cloud Platform(GCP)概要
- 事例紹介
- Google Cloud Platform サービス概要
- コンピューティング
- ストレージとデータベース
- 機械学習
- 今後の学習の進め方
Google Cloud Platform(GCP)概要
- クラウドコンピューティングの将来
今ではオンプレ、クラウド含めてセキュリティや稼働確認、耐久年数など管理工数がかなりかかりますが、 将来はそれらは全て提供する側だけで解決できるようになることを目指しているそうです。
- Google Cloud Platformとは
Google社内では技術者が日々の仕事をやりやすくするようにシステム開発を行っているそうです。
それらのシステムを一般の企業や個人にも使ってもらおうと提供しているサービスの一つです。
- セキュリティ
人的、技術的、認定資格的にもトップの安全度だそうです。
- 料金
従量課金制で秒単位での請求のため、他のサービスよりもかなり安くかつ無駄のない料金プランで使えるという事を売りにしている様でした。
Google Cloud Platform サービス概要
サービスは細分化すると50~100程度あるそうです。
同じ分野でも用途や規模によって使い分けられることが強みとの事です。
六角形のアイコンがカッコよかったです。
操作方法としてはブラウザ上のコンソールの他にコマンドラインやAPIがあり、多くの場面に対応できそうです。
コンピューティング
アプリケーションをアップロードして実行できるカテゴリ
基本的なサーバーの設定を全てユーザーが行い、担保するサービスから本当にアプリケーションをアップロードするだけ、画面で実行タイミングを設定して関数だけ置くことができるサービスなど紹介されていました。
ストレージとデータベース
SQLなどのデータベースやファイルなどを置くストレージサービスのカテゴリ
データベースはこちらも使用用途でRelational,Non-Relational、規模に応じてサービスが分かれていました。
その中でも大容量のRDBサービス、Cloud Spannerを激推しされてました。並列処理と分散処理を併せ持った素晴らしいサービスだそうです。
- 分析
BigQueryというサービスを使用してデータベースなどのデータを分析できます。
使い慣れたSQLのクエリで抽出できるので覚えやすい、また大容量でも速度が凄いそうです。
課金はスキャンしたデータの量に応じての課金で実行前に目安を出してくれるそうです。
また、パブリックデータという関係各所が公開しているデータもあり、それも自由に分析できるそうです。
ここでは、これを使い慣れると元に戻れなくなる事を強調されていました。
新卒でこれを使ってた新社会人が転職して普通のDBにクエリ通したら高負荷で止まってめちゃくちゃ怒られたみたいな小噺も・・・恐ろしい
機械学習
今はやりのあいつです。
サービスとしてはこれも用途に応じて既に学習済みのデータでAPIを提供するサービスから、それをカスタムして自分向けに出来るもの、更に0から学習を始める事ができるものまでそろっていました。
弊社ではまだここまで高度な物は使う予定はありませんが、趣味で触ってみるには楽しそうなものでしたね。
一時期話題になったラーメン二郎の画像認識botもこれを使用しているそうです。
今後の学習の進め方
色々トレーニングやサービスがあるので勉強して資格とってガンガンGCP使ってくださいといった内容でした。
備考
関連リンク
- GUPUG
GCPを盛り上げようとするユーザーグループです。GCPに興味が湧いたら是非参加しましょう。
https://gcpug.jp/
- グーグルを支えるテクノロジー
グーグルが公開している技術論文を日本語に訳してわかりやすく紹介してくださってます。
Googleの所謂「謎技術」は全然謎じゃないという事を強く言いたいとの事でした。
https://www.school.ctc-g.co.jp/columns/nakai2/
- GCPのサービスの中の一つ、人工知能に触れる事ができます。※要無料登録
https://cloud.google.com/natural-language/
所感
参加してみてGCPに俄然興味がわきました。がしかし他の競合サービスのセミナーに参加しても同じ気持ちになりそうなので社内で本格的に導入する際には他のサービスについても少し勉強したいですね。
GCPの強みとしてはクラウドのサーバーだけでなくその他にもサービスがかなり充実している。料金は小さい単位で計算されるので料金に無駄がない、設定すればスケーラブルに動いてくれる。などがあげられますが、他のサービスと比較してどうなのか判断したいです。