【書籍紹介】はじめて学ぶソフトウェアのテスト技法

【書籍紹介】はじめて学ぶソフトウェアのテスト技法

みなさんごきげんよう。スマホアプリのゲームを始めるとついついバグを探してしまうyamashitaです。
動作がもっさりしてたり普通にプレイしてるだけで見つけてしまうと
ついつい重箱の隅まで気になってしまいます。もっと純粋に楽しめって話ですよね。

そんな話は置いといて今回の本題です。
今までは結構我流な所もあったので改めてテストについての知識が欲しいなと思い参考書を読みましたので、そちらの紹介になります。

タイトル通りはじめて学ぶソフトウェアのテスト技法を読みました。
著者はリー コープランド氏、翻訳は宗 雅彦氏です。
帯のキャッチコピーは「えっ、こんな少ないテストで大丈夫なの?!」と驚いた人の顔が思い浮かびます。

何が学べるか

その名の通りテストの基礎的な技法が学べます。
「どうやってテストケースを作っていいかわからない」「どうすれば必要なテストケースだけを作れるかわからない」「そもそもテストって野生の勘で作るんじゃないの?」という方にオススメです。
本能的というか感覚的にやってたけど厳密にはやり切れてない手法などにも気付きがありました。
「知ってる技法もあるけど…」という方も検討の余地はあります。
以下に各章の表題(学べるテスト技法)を記しておきますので、何か気になったら是非読んでみてください。

Section1 ブラックボックステスト技法

  • 同値クラステスト
  • 境界値テスト
  • デシジョンテーブルテスト
  • ペア構成テスト
  • 状態遷移テスト
  • ドメイン分析テスト
  • ユースケーステスト

Section2 ホワイトボックステスト技法

  • 制御フローテスト
  • データフローテスト

Section3 テストのパラダイム

  • スクリプトテスト
  • 探索的テスト
  • テストの計画

Section4 支援技法

  • 欠陥の分類
  • テストの終了判定

他前後にありますが技法ではないので割愛します。

期待してたけど学べなかった事

上記のテストを実践に導入する方法、運用方法までは詳しく書いていませんでした。
今回の書籍で学んだテスト技法をどうしたら最大限活かせるかは別途勉強が必要なようです。
それはそうですよね。テスト関係のセミナーの料金を見たら参考書一つ一朝一夕でどうにかなるわけはなかったです。

まとめ

ということで知ってたもの、知らなかったもの含めて色々なテスト技法が学べました。
これから今の状況にあった技法から順に取り入れていければと思います。
次はテストの運用とか実践的な部分についての書籍に手を出せればいいなと思ってます。
それでは。

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