Android Bazaar & Conference 2018に行ってきました
こんにちは。sagaraです。
先週の6/9(土)、日本Androidの会主催イベント Android Bazaar & Conference (ABC) に参加してきました。
場所は東京大学本郷キャンパス。
会場を探しているうちに汗をかいてきたので、ちょっと自販機…ん?自販機が無い…!
赤門をくぐり工学部棟まで歩きましたが、1台も見つけられず。
やむを得ず長蛇の列をなすローソンに駆け込みましたが、誰か自販機の場所ご存知でしたら教えてください。
Android Bazaar & Conference
ABCは、2010年の開始から、年に1~2回開催されています。
会場で受付すると、目に入るのはバザー会場。時間の都合上見れなかったのすが、
日本Androidの会や他企業様の展示が20件以上いらっしゃいました。
バザー会場を横目に、カンファレンスが行われている教室棟の中へ。
カンファレンスはIoT, AR/VR, Unityなどなど9つのTrackに分かれており、
私が受講したのはMobile Web Track。前半のProgressive Web Appsのところを受講しました。
今年の3月から毎月あったセミナー「Web Working Group ~PWAに備える3か月~」の流れを汲んでいます。 参加者はWeb制作者の方のほか、ネイティブアプリの開発者の方が大半でした。
講演中にも紹介があったのですが、公式サイトもPWA化されていますね。
「デスクトップに追加」して、閲覧したページ(例えばタイムテーブル)はキャッシュされており、
オフライン環境下(機内モード等)でも見ることができます。
地下で電波の届かないライブハウスでもPWAならタイムテーブルを確認できますね…!?
リーチ力の高いWebと、リッチな体験を提供できるアプリの二者いいとこどりを目指すPWAですが、まだ一般ユーザーの認知度は高くなく、アプリストア由来でないものをデスクトップに置くことに抵抗があるような気がいたします。とはいえ、徐々にそういった傾向は和らいでいってもらえば、Web開発側としても(プログレッシブな)アプリ開発が楽にできるようになって嬉しいのですが、希望的観測でしょうか。
では、今回はこのへんで失礼します。
その他講演中印象に残ったこと
Google Maps Goは軽量PWA
(ネイティブのGoogleマップが80MB程度なのに対し、Maps Goは数百KBと軽量)
ルート案内ができないなど、ネイティブ版Googleマップの一部の機能は使えませんが、それにしてもこれだけ軽量なのは驚きです。LightHouseが内蔵されたChromeでパフォーマンス計測
(Chromeデベロッパーツール->Auditsから計測可能 )
講演中に紹介があったのですが、アクセシビリティ、SEO、PWAへの対応度数まで計測(アドバイス付き!)できるので、本当高機能だなぁと思います。