書籍紹介:スマートフォンデザインでラクするために
新居のカーテンがまだなくて家が寒いminamiです。
今日は昨日発売されたばかりの書籍「スマートフォンデザインでラクするために」のご紹介です。
本書はWOOPS.DESIGN の石嶋さんの著書です!
目次
- 案件の前提条件
- 作る前に8割が決まる
- デザイン前の下準備
- 理由を考えたデザイン
- モジュールの作り方
- 最適なソフトはどれ?
- スマートフォンならではのデザイン
- タブレットならではのデザイン
「ラク」するためには効率が欠かせないと思いますが、バシャログでも効率化は大きなテーマとして取り扱っているところです。
本書の良いところは、「ラク」するために細かいTIPSを羅列するのではなく、デザインを進める上での根本的な考え方、問題の解決法を気づかせてくれるところだと思います。
「スマートフォンデザインで」と銘打っていますが、デザインの仕事全般に共通する考え方だといえるでしょう。
作る前に8割が決まる
本書ではツールの効果的な使い方についても書かれていますが、半分以上は実際にPCに向かって作業する前の段階についてわかりやすく解説しています。ここは特に共感することばかりで、少なくとも職業としてデザインをする人には、まず最初にでも読んでもらいたいと思いました!実際の経験の中で身にしみる部分が多いので、これを本で読めるのは大変ありがたいな~と思いました。10年前の自分に読ませたいですね・・・
特に良いなと思ったのは第2章~4章です。
デザインの定義、評価基準、アプローチの方法など、デザイナーとして心構えておくべきことが詰まっています。チームでの作業の進め方やデザインの決定権の話など、実際の仕事で役に立つデザインの「考え方」の話が興味深かったです。
まとめ
「デザインの作業でつまづいてしまう、提案したデザインがなかなか決まらない」
「新人デザイナーにデザインの仕事のいろはを覚えてほしいんだけど・・・」
「スマホやタブレットサイトのデザインは経験がなくて・・・」
という人におすすめです!ツールの小技やテクニックはいくらでもネットで検索できますが、「考え方」は実際に経験してみないとわからない部分が多いです。この本に書いてある内容は、知ればきっと末永く使える武器・財産になると思います!