Xcode の複数バージョンを1台のMacにインストールする(Xcode 4.2以降)
半年前に出たGRAVITY DAZEを最近やってます。3Dアクションって難しいかな、と思いましたが、なれれば楽しめるものですね。
今日はiOSアプリ開発ツールのXcodeを1台のマシンに複数同居させる方法を紹介します。といっても、私が知らなかっただけで、結構常識なのかもしれません。
経緯
Xcodeは以前はApple Developerのサイトからログインしてインストーラを入手するものでした。それが去年AppStoreから簡単にインストールできるようになりました。また、Xcodeのインストール場所も4.2から4.3になるときに /Developer 以下から /Applications/Xcode.appに移動になりました。場所が移動になったので、4.2 と 4.3のバージョンが共存できることは知っていました。
4.3以降はインストール場所が /Applications/Xcode.app になるので、共存は難しそうと思っていました。しかし、つい最近Apple DeveloperのiOS Dev CenterからダウンロードできるXcodeは、ディスクイメージ(dmgファイル)になっていて、インストールはXcode.appを/Applicationsにコピーする方式だということを知りました。そこでXcode.app の名前を Xcode4.4.app などと変更して/Applications に配置すると、動作することがわかりました。
方法
上の説明でほとんどネタバレ状態ですが一応。iOS Dev CenterからダウンロードしたdmgファイルからXcode.appをデスクトップにコピー
名前をリネームして、/Applicationsに移動します
複数並びました。
以上です。一応Titaniumから参照するXcodeのバージョンを切り替えるときには
sudo xcode-select -switch /Applications/Xcode4.4.app/Contents/Developer
などと実行して、切り替える必要があります。