終わってない自由研究にも!「プログラミン」で親子でLet's プログラミング!
こんにちは、inoueです。小学生の夏休みもあと少し!まる子やカツオが宿題で騒ぐ時期ですね。
皆さんの周りのチビッ子は宿題、終わってますか?
うちの息子(小4)は必須の宿題はほぼ終わらせたもようですが、選択式の課題が手付かずに近い状態。
こりゃまずい!ということで、科学系作文コンクールのネタになりそうな「プログラミン」にチャレンジしてみました。
「プログラミン」は文部科学省が提供している”プログラムを通じて、子どもたちに創ることの楽しさと、方法論を提供することを目的とした、ウェブサイト”です。
パーツを配置して、それに対して命令を組み合わせていくことで、動きのあるものを作っていくことができます。
今回は息子(学校で基本的なPC操作は学んでいる)が行った過程をもとに「プログラミン」の遊び方を紹介したいと思います。
自由研究としてももってこいのコンテンツなので、お子さんが「何をやったらいいかな?」とまだ悩んでいるご家庭もぜひ参考にしてみてください。
1. 準備
まずは「プログラミン」のサイトにアクセスします。
推奨環境が表示されていますので、こちらを参考に環境を確認してみてください。
環境が整ったら、「プログラミンであそぶ」をクリック!メイン画面に進みます。
2. 使い方を覚える
まずは「使い方を覚える」をクリック。
4ステップの動画で基本的な使い方から完成した作品の公開方法まで紹介しています。(ちなみにYouTubeにアップされています)。
今回は、STEP 1「プログラミンってどうやるの?」だけ見て、習うより慣れろ方式をとりました。
3. さっそく遊んでみる
メインメニューの「プログラムをつくる」をクリックして作成画面に進みます。
最初は「新しいプログラムをつくる」と書かれた白い四角がいくつも並んでいます。
このうちの1つをクリックして、新規作成スタートです。
すると、1匹の犬(=オブジェクト、ですね)が真ん中に配置された画面が表示されます。
まずはこの犬を動かしてみましょう。
画面下にある、様々なプログラミン(=イベントなど)を犬の上にある「ここにプログラミンをドラッグ!」にドラッグします。
プログラミンは下から順に実行されるので、ドラッグしたプログラミンは順番を入れ替えたりすることももちろんできます。
いくつか積み重ねたところで、画面右下の「さいせい」ボタンをクリック!
実際にどのように動くか、を確認したら、「とめる」で編集モードに戻り、それぞれのプログラミンの設定値を変えたり、プログラミンを追加したりしていきます。
各プログラミンの説明は画面右上の「?」から確認できます(PDF形式)。
ループやイベントハンドラ的なものも用意されていて、かなり複雑なことできるのがわかります。
このプログラミン一覧を見て、息子が興味を持ったのが「ヨブーン」。
「ヨブーン」(=呼び出し元)を使うときには「ハターン」(=呼び出したい別のオブジェクト)が必要、というのがちょっと分かりづらかったみたいだったので
ちょっとだけ例を作ってあげたらすぐに理解できたようです。
小学校中学年だとちょっとした保護者の手助けがあったほうが、子供のやりたいことができそうです。
4. 自由にやってみよう!
…ここから先はちょっとPCから離れ、息子がどんなものを作るかお楽しみ、としてみました。
(単に末っ子の相手をしないとPC壊されそうだったこともあるのですが)。
そして10分後、できたのが次の作品。
いろいろなプログラミンを組み合わせて作ることができたみたいです。
「次に作りたいもの、もうあるんだよ」と非常に楽しかった様子。
(これで作文書けそう?との問いには「…たぶん」と歯切れが悪いのですが。)
なお、「おてほんであそぶ」から、さまざまな動きを試したり、すごい作品をさらにすごいものに編集できたりします。
5. おわりに
ところで、子持ちプログラマの皆さん、お子さんに自分の仕事を簡潔に説明できていますか?
私はこれまで、お医者さんやお花屋さんのようにひとことで自分の仕事を説明できなかったので、この「プログラミン」を通じて
”お母さんはこんな感じにコンピュータの中で色々なものを動かす命令を作るのが仕事なんだよ”と息子に説明ができ、ちょっと理解をしてもらえました。
そんなこともこの「プログラミン」の良い点かな、と感じました。
皆さんもぜひ一度あそんで見てください!