デザイナーが使えるZen-coding環境
ワールドカップのパブリックビューイングを会社近くの映画館で見てみたいminamiです。
以前tanakaがNetBeanでのZen-codingを紹介していましたが、デザイナー、コーダーがよく使うであろう環境でのZen-coding対応事情を調べてみました!
秀丸でZen-conding
秀丸でZen-codingができるようになるマクロが配布されています。
- マクロをダウンロード
- マクロフォルダのパスを確認。[その他] - [動作環境] - [パス] - [環境] - [マクロファイル用のフォルダ] で指定されてるフォルダにダウンロードしたzencoding-for-hidemaru.zipから展開したzencoding.mac と zencoding.iniを移動
- [マクロ] - [マクロ登録] で、zencoding.mac を任意の番号に、別々に2つする※重要!
- [その他] - [キー割り当て]で上記2つのマクロに別々のキーを割り当てる。Wrapモード(後述)を使いたい場合はShiftキーを必ず含める
このマクロではZen-Coding の「記法からのHTML生成」と「生成したHTMLで既存のソースをラッピング」を秀丸エディタに導入することができます。
ここではCtrl+Eを「記法からのHTML生成」、Ctrl+Shift+Eを「生成したHTMLで既存のソースをラッピング」に割り当ててみました。
div
と打ってCtrl+Eとすると、
<div></div>
このように変換されます!
div#main>ul>li*3>a
これもCtrl+Eで
<div id="main">
<ul>
<li><a href=""></a></li>
<li><a href=""></a></li>
<li><a href=""></a></li>
</ul>
</div>
この通り!便利ですね。さらに使えるのがWrapモードです。範囲を囲むようにタグを付けることができるのです。 例えば
りんご
バナナ
みかん
この3つの果物をリストで表したい場合、文字を選択してCtrl+Shift+Eを押すと プロンプトが現れます。ここにul>li*>aと入力すると・・・
<ul>
<li><a href="">りんご</a></li>
<li><a href="">バナナ</a></li>
<li><a href="">みかん</a></li>
</ul>
大量のリストタグをつけなければいけない場合など、とても重宝します!
DreamWeaverでZen-coding
DreamWeaver用のZen-coding拡張も公開されています。
DreamWeaver8は最新のv0.6は対応していないため、v0.5をインストールします。
Extension Managerでファイルを開いてインストールします。 doctype宣言がデフォルトではenになっているため、jpに変更する場合は、
ユーザ名\Application Data\Macromedia\Dreamweaver 8\Configuration\Commands\ZenCoding\
の中にあるzen_settings.jsを設定します(WinXP、DreamWeaver8の場合)
FlashDevelopでZen-coding
なんとFlashDevelopも3.1.0からzen-codingが使えるようになりました!ファイル→XHTMLドキュメントでファイルを作り、Ctrl+B or Ctrl+spaceでタグを変換できます。 ただ、まだWrapモードなどには対応していないようです・・・将来的に使えるようになることを期待しましょう!
まとめ
自分の良く使う環境があれば是非導入してみてください。慣れると本当に3倍くらい早くコーディングできる気がします!