ドコモのケータイからGmailに電話帳データを移行する
こんにちは、やっとXperiaが手に入ったinoueです。おサイフケータイが手放せず、b-mobile SIMも導入しての2台持ち体制です。
さて、Xperiaをはじめとしたドコモのスマートフォンでは「iモード非対応」が基本です。
普通のドコモ携帯からスマートフォンに機種変更した場合、「メールをどうするか」が大きな検討課題になります。
「iモードメールを何らかの方法で使い続ける」「moperaのメールを使う」といった選択肢と並んで「Gmailを使う」ことも可能です。
実際にXperiaのスタートアップガイドでは、メール設定の項目の最初に「Gmail設定」が登場しています。
Gmailの設定が完了したら、次にやることは「電話帳の移行」です。
先ほどのスタートアップガイドでは、microSDカードを介した移行方法が紹介されています。
Xperiaには16GBのmicroSDが標準装備されているので、これを携帯に挿してエクスポートすればOK!…と思ったら、私の携帯(N706i)では認識されません。
携帯の仕様を確認すると、なんと2GBまでのmicroSDにしか対応していないとのこと。
今から2GBのを購入するのもムダだし、どうしよう、と困っていろいろ調べて、次の方法で移行を行うことにしました。
手順1 ケータイデータお預かりサービスに加入する
まずは「ケータイデータお預かりサービス」の対応機種かどうか確認します。
利用可能ならば、申込をします。
初回申込から30日は無料、とのことなので、一回データを取り出すのみならば、無料期間内に解約すればコストがかかりませんね。
手順2 電話帳データをお預かりセンターに保存する
携帯端末からお預かりセンターに電話帳データを保存します。
操作方法は機種ごとに異なると思いますので、メニューやマニュアルを確認してください。
ちなみにN706iでは LIFEKIT → 電話帳お預かりサービス から実行できました。
手順3 My docomoから電話帳データをエクスポートする
My docomoにログインして、電話帳データのエクスポートを行います。
操作手順は下記をご参照ください。
手順4 Gmailの連絡先データをエクスポートする
移行先のGmailの連絡先データのインポート形式を知るため、現在の連絡先データをエクスポートします。
何も登録していない場合、1件サンプルで登録してからエクスポートすると、項目名とデータの確認ができてわかりやすいです。
データのインポート/エクスポートは、「連絡先」をクリックすると、コンテンツ右上部分にリンクが表示されます。
手順5 電話帳データをGmailの連絡先データ形式に編集する
テキストエディタやExcel等で手順3,4でエクスポートしたファイルを開き、Gmailの該当項目に携帯の電話帳データを貼り付けていきます。
ExcelでCSVデータを開く際、数値の先頭の0をとって表示してしまい、電話番号データが正しくなくなってしまうのでファイルの開き方に注意が必要です。
Excel2007の場合、まずアプリケーションを起動し、新規ワークブックを開いた上で[データ]→[外部データの取り込み]の[テキストファイル]を選択し、データCSVを取り込みます。
その際、電話番号の列を「標準」ではなく「文字列」形式にして取り込むと先頭の0が欠けません。
手順6 編集した連絡先データをGmailにインポートする
手順5で編集したGmail連絡先データをCSV形式で保存します。
保存したファイルをGmailの連絡先インポート機能でインポートすれば作業は完了です。
(今後携帯とデータを同期することがないならば、この時点で「ケータイデータお預かりサービス」を解約してしまってよいでしょう。)
後はGmail上で連絡先のグループ化などご自由に行ってください。
(グループ定義もCSVファイル上で可能だと思いますが、今回試していません。)
以上、ドコモのケータイからGmailに電話帳データを移行する方法の紹介でした。
その後、登録している方への「メアド変更連絡」もお忘れなく!