gVim 使いから見た Eclipse + PDT
ずっとgVimを使ってきましたが、沢山のファイルを行き来しながら編集するのがすこし面倒になったこともあり、(メモリを3GBに増設させていただいたこともあり!)最近 Eclipse をひさしぶりに使っています。(もちろんメインはgVimですよ)そこで、普段はgVimを使っている私がEclipse + PDT を使ってみて便利な点を紹介します。(インストール記事ではありません)
オールインワンパッケージ
今回使い始めたのはPDT Projectから、Download、1.0.3 Release Buildとたどったところから取得できるPDT All-in-Oneパッケージです。ダウンロードして、解凍して、すぐ使い始めることができます。が、ワークスペースを設定しないといけないので初めて使う人は混乱するかもしれません。「eclipse workspace」などでWeb検索して一通り知識を得た方がよいです。(Subversiveプラグインを別途導入しました。)
検索機能
特定のディレクトリの中のテキストファイルすべてを、文字列検索するという場合の方法がEclipseではすぐにわかります。ディレクトリを右クリックして検索を選び、テキストを入力しOKを押すと、すぐに検索され、右側のペインに文字列が含まれているファイルが表示されるという具合です。
定数、クラス、関数一覧
既存のファイル群をプロジェクトとして登録すると、ソースコードを時間かけて解析して、定数、関数、クラス、メソッドを一覧にしてくれます。ここで解析した後はコード編集時に補完候補として表示されます。
PHPオフィシャルドキュメントへのリンク
設定→PHP→PHPマニュアルにて日本語のマニュアルサイトを登録して、デフォルトに設定します。設定後、関数呼び出し場所でShift+F2を押すと、ネット上のマニュアルページにジャンプします。
手短な紹介でしたが、まとめ
いかがでしょうか。多くのソースコードをとりあえず調べなければならないとき(そう頻繁には起きないと思いますが…)は少し効率的に調べることができそうです。Javaに比べると、PHPはIDEの支援を受けにくい言語ではないかと今まで思っていましたが、サブクラスの中では$thisと書いたあとで、スーパークラスのメソッドが補完できたりして、なかなかに便利です。他のエディタに浮気してみたい方はEclipseを調査してみるのもよいと思います。