Flashで動画を再生しよう!第 1 回 FLVってなに?
最近、シーブレインでは時代の流れで動画再生の案件が増えてきています。
今回から5回に渡り、「Flashで動画を再生しよう!」として動画基礎知識についての連載を始めます。第1回目の今回は、FLVについてまとめてみたいと思います。
FLVは、Flash Videoファイルの略称でFlash Playerでの再生にあった動画のフォーマットです。
「You Tube」、「ニコニコ動画」、「Google Video」などの動画共有サイトで見られる動画はこのFLVファイルをFLASHの動画プレーヤーに読み込んで再生されます。
再生に必要なものとしては、Flash Playerのみなので近年かなり普及してきています。
動画を撮影してからWEBサイトでの再生までの流れは以下のようになります。
動画の場合、大容量データを扱うので、エンコード作業時にビデオを圧縮して書き出します。
動画ファイルをFLVに変換する主なソフトとしてはFlash Video Encoderがあります。
最新のFlash CS3 Video Encoderでは、ビデオコーデックとしてOn2 VP6とSorenson Sparkの2つをサポートしています。初期設定ではOn2 VP6になっていますが、サイトの環境やユーザー傾向により選択することが勧められています。
On2 VP6は、Sorenson Sparkより高品質のビデオが作成できます。Flash Player 8から対応。Sorenson Sparkは、On2 VP6よりエンコードが高速です。再生時間が長い場合はこちらを使用するといいでしょう。Flash Player 7から対応。
また最近では、H.264という動画コーデックが注目されています。
H.264は、圧縮率が高く画質の劣化も少なく画質の美しさはかなりのものです。
Flash Player 9.0.115からこのコーデックをサポートしています。またFlash CS3 Video Encoderでは対応されていません。
今回はここまで。
次回から、実際にFLVファイルを作成していきます。