短期集中連載:コレだけ読めばバッチリお勧め書籍紹介「第 4 回 Flash ActionScript 編」
第 4 回 「Flash ActionScript 編」です。
この流れで読んでいけば覚えやすいのではなかろうか、と独断と偏見を持ってご紹介します。主にas2.0本を中心に、デザイナ上がりの目線で選んでみました。
STEP1「ActionScript2.0を理解する」
まずはコチラ。いわゆるリファレンス本です。
前半部分でas2.0の文法、基本的なルールが丁寧に解説されています。特にクラスの概念について分かりやすく書いてあり、as2.0の入口としては最適の本です。
全部は理解できないままでも、サンプルをいじりつつ、楽しみながらプログラミングに慣れていけます。
STEP2「思い通りに動かしたい」
- ActionScript逆引きクイックリファレンス―5&MX&MX2004&8対応 for Windows & Macintosh
- 田中 康博 古籏 一浩 林 拓也
- 毎日コミュニケーションズ 2005-12
by G-Tools , 2008/03/19
なんとなくでもActionScriptに慣れたら、今度は自分の好きなように動かしたくなるものです。
なんといってもFLASHの楽しいところは、その自由度です。「こんな風にうごかしたい!」「あんな機能も付けたい!」と様々なコトを試してみたくなりました。
そんな時に便利だったのがこの本でした。
『FLASHを使って何ができる/何はできない』といったコトが大まかに理解できます。
たとえば、新規案件についてブレストをしている時、またはお客さんと仕様を確認している時、それが実現可能かどうか判断できる力が身に付きます。
STEP3「もっと深く正確に」
さて、(特に難しいものでなければ)Flashである程度のコトはできるようになりました、なった気がしました、そんな勘違いをしていました。そんな時期。「でもなぁ、実はよく分かってないコトはいっぱいあるんだよなぁ」ってコトはいっぱいありました。
よく使う方法については分かっていても、基本的なコトをちゃんと理解していないままほったらかしていました。そもそもプログラムの知識が無かったもので…
それで、この本で一から整理しなおしました。
文法の基礎から、オブジェクト指向プログラミング、現場での開発フレームワーク、分業しやすいクラスの使い方、などなど。絶対に読んでおきたい1冊です。
STEP4「さらなる理解」
oopやらMVCやらをきちんと意識しだすと、設計がなかなか進まなくなりました。
そんな時、生粋のプログラマさんがこの本を薦めてくれました。デザイナ系Flash製作者にもとても読みやすい!設計の教科書です。
STEP5「そしてActionScript3.0へ…」
さあ、いよいよ本格的なプログラミングになってきました。as3.0です。
まだ数多くないas3.0のリファレンス本の中では定番書です。
まずはこの本からじっくり読んで、もっと楽しく自由にFlashの可能性を広げましょう。