短期集中連載： コレだけ読めばバッチリお勧め書籍紹介「第 1 回 XHTML+CSS 編」

バリバリの現場スタッフである当ブログの執筆者が、それぞれの得意分野でお勧めの書籍をご紹介する短期集中連載企画。全 8 回の予定でお送りします。
第 1 回目は 「XHTML+CSS 編」です。

STEP1 「なぜ WEB 標準に準拠する必要があるのか」

現役のデザイナーやコーダーでも「なぜ WEB 標準に準拠する必要があるのか？」を理解している人はそれほど多くないのではないでしょうか。
まだ WEB 標準が一般的ではなかった時代、当時主流だったテーブルでのレイアウト手法に慣れてしまっていた自分は、それまでに培ったノウハウとは違うベクトルの技術を覚えるために時間を割くことに抵抗がありました。

しかし、この本を読んで頭の中のモヤモヤは消し去りました。そして必死に XHTML+CSS を勉強し始めました。
この本には XHTML や CSS の実践的なテクニックはそれほど書いてありません。しかし「なぜ WEB 標準に準拠するのか」という疑問の回答としては充分な説得力がありました。

もし、いまだ「なぜ WEB 標準に準拠しなきゃいけないの？」と思っているクリエイターの方がいましたら、是非この本を手に取って欲しいなあと思います。ちょっと古い本ですが、必読です。

STEP2 「タグの種類と意味を覚える」

XHTML と CSS を身につけるためにまず必要なのは、XHTML のタグの種類と意味を覚えること、そして CSS のプロパティを覚えることです。

この辞典に載っている XHTML タグや CSS プロパティ、それぞれの意味やブラウザ毎の実装は、当然のように全て知識として身に付けておくべきです。
そして、それでもいざという時にはいつでもこの本を開けるように傍らに常備しておくと良いです。

XHTML と CSS の辞典は数多く出版されていますが、使いやすさと内容の充実度では昨年末に改訂されたばかりのこの辞典が最も優れていると思います。

STEP3 「WEB 標準に準拠したコーディング手法を身につける」

WEB 標準に準拠したコーディングって結局どうやるの？ という疑問はこの本を読破すればなくなります。
分厚いですが、非常にわかりやすく丁寧な内容なのでハードルを感じることはないと思います。

STEP4 「より実践的なテクニックを学ぶ」

WEB 標準に準拠したコーディング技術を身につけたら、より実践的なテクニックを学ぶためにこの本が最適です。
この業界では非常に有名なブロガーの方々がライターに名を連ねるだけあって、基本から実践的なテクニックまで有益な情報が満載です。

STEP5 「WEB 標準に準拠した美しいデザインの WEB サイト」

XHTML+CSS で組まれた美しいデザインのサイトのサンプル集として、そして美しいデザインのサイトを制作するためのちょっとした Tips 集として、最後にこの本をお勧めします。