【WordPress】WordPress 3.6 の変更点をまとめてみる
こんにちは Latin です。
WordPress 3.6 日本語版が正式にリリースされましたね。
早速勉強がてら、少し触ってみました。
今回は実際にどこがどう変わったのか、簡単にまとめてみようかと思います。
デザイン
新しいデフォルトテーマ「twentythirteen」
モダンアートをイメージした新しい1カラムテーマ。
コンテンツによりフォーカスしたものになっていますね。
もちろんレスポンシブ対応。
フォントベースのアイコン「Genericons」
Webフォントベースのアイコンが用いられています。
- Genericonsサイト
http://genericons.com/
カスタマイズ
投稿フォーマットやセマンティックマークアップなど、最新のテーマ機能に対応。
WP 3.1以降に導入された投稿フォーマットは、カスタマイズに使う際のメタ情報(video や asideなど)の事を指しますが、3.6 ではより良いHTML5のマークアップが可能になっています。
ナビゲーションメニュー と 管理画面/外観/メニューのインターフェイスを改善
私が気づいた点として一番「コレいいじゃん!」と思ったのが、
管理画面上からテンプレートファイルのカスタマイズが可能になった点でしょうか。
Movable Type の UI と同じような雰囲気ですね。
今まではちょっとしたテンプレート修正でもアップロードが必要だった為、これは嬉しい機能なんじゃないでしょうか。
【2013.09.09 追記】
これはビルトインテーマエディタと呼ばれる機能で、3.5でも出来たみたいです。
失礼いたしました。
運用・管理
音声および動画ファイルへのネイティブサポート
ビルトイン HTML5 メディアプレーヤーで音声・動画の埋め込みにネイティブ対応。
外部サービスなどを使わずに、動画や音声などをURLペーストで埋め込んでくれます。
また Spotify、Rdio、SoundCloud のサポート改善もされています。
リビジョン機能の刷新
すべての変更が保存され、スクロールして履歴を追える新しいUIが特徴的です。
投稿ロックと自動保存機能の拡張
複数の投稿者が同じ記事を同時に編集する際、編集した記事を損失してしまう事がありましたが、疑似的な排他処理として「投稿ロック機能」が新たに設けられました。
各投稿者ごとに自動保存ストリームが割り当てられ、ローカルとサーバーにそれぞれ保存させる為、投稿内容を損失しづらくなります。
↑の画面では実際に編集がバッティングした際の表示です。
記事が編集中であることを伝える通知と、それでもなお、編集しようとした場合はモーダルウィンドウが立ち上がります。
「設定 > 投稿設定」画面で投稿フォーマットを初期設定にすることが可能に。
ブログの体裁に合わせて、デフォルト投稿フォーマットを設定する事が可能に。
ってあれ?前からできなかったっけ?
とりあえず、今回追加されたチャットやら動画やら、新しい投稿フォーマットが追加されている事はわかります。
この辺はまた追々調査。
公式リンク
- 公式ブログ
http://ja.wordpress.org/2013/08/02/oscar/ - WordPress Codex 日本語版
http://wpdocs.sourceforge.jp/Version_3.6