Illustratorデータを複数ページのPDFファイルへ

Illustratorデータを複数ページのPDFファイルへ

120927nonaka_ttl.png

最近の子ども達の運動会は秋じゃなく春先にやるらしいですね。
秋は一体何してるんだろう・・・と気になっているLatinです。

今回はイラレネタです。
DTPやエディトリアルをされている方ならよく使うイラストレーターですが、
CS5以降(うろ覚え)からアートボードが複数生成する事ができるようになりましたので、色々と便利になりました。
複数ページの編集やWeb制作の現場でも用いられるシーンが増えたような気がします。

今回はアートボードを使った複数ページのPDFファイル変換の方法についてのご紹介。

今回はA4縦サイズのPDFファイルを作る前提で。

A4サイズを10ページ分試しに並べてみます。

120927nonaka_01.gif

A4サイズ(w210 x h297mm)の矩形を背景に配置して数値移動させると便利です。
縦も同じ要領です。

アートボードの設定を確認します

120927nonaka_02.gif

アートボードを表示するにはWindows、Mac、
双方ともショートカットキー「Shift + O(アルファベット)」で設定中のアートボードが表示されます。
アートボードが一つしかない事がわかりますので、2~10ページにもアートボードを作成します。

残りのページのアートボードを作成

120927nonaka_03.gif

さきほど並べた2~10ページの矩形を全て選択し、
「オブジェクト」→「アートボード」→「アートボードに変換」を選択します。
あらかじめアートボード用の矩形は、別レイヤーに別けておくと中身を触らずに済むので便利です。

アートボードが作成できたか確認しましょう

120927nonaka_04.gif

再度「Shift + O(アルファベット)」でアートボードを確認します。
きちんと全てのページにアートボードが出来ていることがわかります。

この時注意すべき点は、「アートボードの番号順」にページ生成されますので、ページの順番が間違ってないか確認しましょう。

別名保存でPDFファイルとして保存

120927nonaka_05.gif

範囲も選べるので便利ですなぁ~

確認も忘れずに!

120927nonaka_06.gif

出来上がったPDFファイルを開くと、ページ毎にきちんと分割されていることがわかります。

昔はアートボードが一つしか作成できず、ページ数分の幅を計算してアートボードを作成したりしていまたのでごっつ面倒でした。
便利になりましたです、ハイ。

CS5以前のバージョンの場合はこちらの記事がわかりやすいかもしれません。

Illustrator(イラストレーター)で複数ページのPDF作成
Illustrator(イラストレーター)入門 さま

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ人にオススメ