1.2.3で整えるPHP開発環境【STEP.5】 ファイルをアップロード

前回、おすすめのレンタルサーバーをご紹介いたしました。
レンタルサーバーが決まったら、いよいよファイルを転送して、公開です。

FTPクライアント

サーバーにファイルを転送（アップロード・ダウンロードなど）するには、「FTPクライアント」と呼ばれる、ファイル転送用のソフトウェアが必要です。
以下がお勧めのフリーのFTPクライアントです。

FFFTP

対応プロトコル	FTPのみ
対応OS（クライアント）	Windowsのみ
フォルダ同時移動	OK

FileZilla

対応プロトコル	FTP・SFTP
対応OS（クライアント）	Windows(バージョン3：Mac OS・Linux）
フォルダ同時移動	NG

WinSCP

対応プロトコル	FTP・SFTP
対応OS（クライアント）	Windowsのみ
フォルダ同時移動	OK

FTPとSFTP

上記のFTPクライアントと呼ばれるソフトウェアは、「FTP」（File Transfer Protocol）というファイルの転送を行うためのプロトコル(通信規約)を使用したソフトウェアです。
「FTP」の他に、「SFTP」（Secure File Transfer Protocol）という、より安全にファイルを転送するプロトコルもあり、FileZilla・WinSPCはそれにも対応しています。
安全のためには「SFTP」を使用することがお勧めですが、レンタルサーバーによっては対応していない場合があるので、その場合には「FTP」を使用することとなります。

今回で、「1・2・3で整えるPHP開発環境」は終了です。
シーブレインでは、引き続き皆様のお役にたてるような連載を企画中です。
ぜひともお楽しみに！