1.2.3で整えるPHP開発環境【STEP.4】 レンタルサーバーを用意

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現在、XAMPPの環境で、作ったPHPプログラムを確認できるところまで完了しました。
自分で楽しむだけならこのままでもよいのですが、他の人にも見てほしい場合には公開することが必要です。
これはPHPプログラムを公開するときに限らず、HTMLファイルを公開するときも同じことです。
今回ご紹介する公開の方法は、レンタルサーバー借りて、そのサーバーにファイルをアップロードする方法です。
まずは自分にあったレンタルサーバーを選びましょう。

レンタルサーバー選びのポイント

レンタルサーバーを選ぶポイントは、以下の通りです。

  • 料金
  • ディスク容量
  • PHPバージョン
  • データベース
  • メール機能
  • CRON機能
  • ファイル転送方法
  • サポート体制

これまでご紹介してきたツールなどはほとんどフリー(無料)のものですが、今回ご紹介するレンタルサーバーは有料です。(無料のレンタルサーバーというものも存在しますが、ほとんどのものがPHPが使うことができません。)
だいたいのレンタルサーバーでは10日ほどのお試し期間がありますので、まずは気軽に試してみてはいかがでしょうか?

ロリポップ

料金(/月) 263円~
ディスク容量 200MB
PHPバージョン ver.5.2.6
データベース MySQL利用可能。DBは1つまで
メール機能 利用OK
CRON機能 利用不可
ファイル転送方法 FTPのみ
サポート体制 メール・チャットなど

200MBなら使用料が315円/月、6か月以上などまとまった契約であれば263円/月(2008年12月24日現在)とい値段が魅力です。
値段だけではなく、ユーザー数も多いことからヘルプページも充実しています。
OpenPNEやMT、WordPressの設置なども詳しく解説されているので、初心者の方におすすめです。
あと先日、初めて「ライヴヘルプ」というチャット形式での問い合わせをしたのですが、質問がすぐに解決するのはとても楽ですね。

さくらインターネット

料金(/月) 500円(スタンダードプラン)
ディスク容量 3GB
PHPバージョン PHP4・PHP5選択可能
データベース MySQL利用可能。DBは1つまで
メール機能 利用OK
CRON機能 利用OK
ファイル転送方法 FTP・SFTP
サポート体制 電話・メールなど

PHPが使えるのはスタンダードプラン(500円/月)からです。
こちらのスタンダードプランの容量は先日から3GBになりました。
ファイル転送の際、FTPだけでなく、SFTPも使用可能です。(詳細はSTEP.5で解説いたします。)
安価なレンタルサーバでは珍しく、TELNETやSSHでの接続もできます。
ドキュメントルートと言われる、公開用ディレクトリより上の階層のディレクトリにもファイルを転送することができます。

次回は、契約したレンタルサーバーにファイルをアップロードしてみましょう。

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