パスワード管理ソフト Keepass Password Safe

パスワード管理ソフト Keepass Password Safe

ウェブサービス、使っていますか?アカウントが必要なサービスをたくさん使っている方もいると思います。アカウントが必要なサービスでユーザー側で覚えておく必要があるのがパスワードです。本日は、ウェブサービスのアカウントをたくさん管理しているような方向けのツールをご紹介します。

そのツールは、Keepass Password Safeという名前のWindowsアプリケーションで、KeePass Password Safeで配布されています。ライセンスはGPLで、無償で利用できます。このソフトでどうやって管理するかというと、

  • 複数のIDとパスワード、その他の情報などを、1つのファイルに保存して管理できます
  • 保存されたファイルは暗号化されています。
  • ファイルを開いて、パスワードなどの情報を取り出すには、マスターパスワードか鍵になるファイルが必要です

…という感じです。ざっと紹介しただけではあまり魅力を感じてもらえないかもしれません。私は、沢山アカウントを持っていてもキーワード検索で、すぐさがしだせる、シンプルで簡単なツールだと思っていて、3年以上使っています。(ただし現在利用しているのは、暗号化データの読み書きに互換性のあるKeepassXというツールです)

インストール

プログラム本体と、日本語化ファイルをインストールします。Downloads - KeePassから本体を、Translations - KeePassから日本語化ファイルをダウンロードします。本体はインストーラを実行すれば、簡単にインストールできます。日本語化ファイルは、解凍すると、「Japanese-1.12.lng」といったファイルになっていますので、これをKeepassがインストールされたフォルダにコピーします。(通常は、「C:\Program Files\KeePass Password Safe」)そうしたら、プログラムを実行して、View → Change Language...で日本語を選ぶことができます。

Keepassデータベースファイルを作成

IDやパスワードを保存するファイルを作成します。ファイル→新規を選ぶと、最初にマスターパスワードを決めて入力しなければいけません。(次回以降、ファイルを開くときには、ここで決めたマスターパスワードの入力が必要です。)確認のための入力まで終わったら、空のデータベースとして表示されます。

Keepassデータベースファイルを保存

ここまででは新規作成しただけで、ファイルとして保存されていませんので、ファイル→保存で、保存しましょう。暗号化されていて、ファイルを開くにもパスワードが必要ですので、どこに保存しても構いません。

エントリーの追加

IDとパスワードの組み合わせをエントリーと呼びます。コレを追加するには、編集→エントリーの追加を選びます。これ以降は使いながら覚えてみてください。

まとめ

私は、セキュリティにそれほど気をつける必要のないサイトでは、Firefoxにアカウント情報を記憶させていますが、いつプロファイルデータがこわれても大丈夫なように、Keepassを使っています。Keepassを利用すると、新しいウェブサービスのアカウントを作る際の面倒臭さがかなり減ると思います。

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