【バシャログ。10周年企画】sakai が振り返るバシャログ。の歴史とこれから
こんにちは、sakai です。
バシャログ。に記事を書くのは久しぶりなので、大変緊張しておりまして、先ほどから文字を入力しながらずっと小刻みに震えております。
おかげさまで今年 10 周年を迎えたバシャログ。ですが、元々は、弊社の Web 制作部門のスタッフが社内向けのブログに業務関連の Tips を書き溜めていたことが始まりでした。
10 年前の 2007 年は、Web 制作界隈ではどんな年だった?
- Web 標準というキーワードが出てきて、Web ページを CSS でレイアウトすることが当たり前になってきた。
- Windows PC のブラウザ事情としては、出たばかりの IE7 に加え、依然として IE6 のシェアが高かった。Chrome はまだ存在せず、IE 以外のブラウザといえば Firefox か Opera がよく使われていた。
- Macromedia が Adobe に買収されてから、初めて Adobe 製品群(Photoshop、Illustrator など)と 旧 Macromedia 製品群(Dreamweaver、Fireworks、Flash など)が同梱された「Adobe Creative Suite3(CS3)」が発売された。Adobe GoLive が消滅した。
- 初代 iPhone がアメリカで発売されたが、日本国内では販売されず、完全にガラケーの時代。
というような時代でした。
今考えると、これがたったの 10 年前の出来事です。この 10 年間で、Web 制作を取り巻く環境が大きく変わりましたね。
バシャログ。の誕生
2007 年当時は、Web 制作(特に CSS)に関するノウハウやテクニックがまだ Web 上にも充実しておらず、世の中的にも「Web 制作会社はノウハウを社外に公開したほうがクールなんじゃない?」といった風潮があったように思います。
その流れに乗り、「社内向けに書き溜めたノウハウやテクニックを、社外にも公開しよう!」ということで生まれたのが、このバシャログ。でした。
バシャログ。のコンセプト
当初から「Web 制作の現場で実際に使っているノウハウ、テクニックを発信しよう」というのがコンセプトで、またデザイナやフロントエンド、バックエンドのエンジニアが持ち回りで記事を書くということにもこだわってきました。
おかげさまで多くの方にバシャログ。をご覧いただいていて、お仕事の現場でも「バシャログ。読んでますよ!」と声をかけていただくことがあります。本当にありがとうございます。
今後のバシャログ。
さて、今年はバシャログ。的には 10 年という節目ですが、Web 制作を取り巻く環境も、大きな転換がありそうな年です。
近年では、技術力や経験だけでは他社(他者)との差別化が難しくなり、制作する Web サイトやサービスも、成果をシビアに求められるようになっています。
そういう意味で、Web 制作会社、Web クリエイター、Web エンジニアに「今」求められているのは、技術力だけではなく、マーケティングやブランディング、UX や SEO など、サイトやサービスを制作した後に、どう成果を出して、どう育てていくことができるかという知見や経験だったりします。
これらは、それぞれに奥が深いノウハウがあり、柔軟な姿勢で勉強していかないと身に着けるのもなかなか大変なものです。
バシャログ。は、今後も Web 制作現場のみなさんのお力になれるように、さらに幅広いトピックを取り上げながら、今まで以上に精力的に更新してまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
おまけ:バシャログ。と同じく、2017年に10周年を迎えたもの・ひとたち
バシャログ。と同じく、今年デビュー 10 周年を迎える同級生です!
- iPhone
- 西内まりや
- 二階堂ふみ
- 武井咲
- 戸松遥
- 新川優愛
- Hey! Say! JUMP
- Superfly(メジャーデビュー)
- One OK Rock(メジャーデビュー)
- ブシロード
みんな好きです! よろしくお願いします!(特に戸松遥さんが大好きです!)