書籍紹介:「CSS3&jQueryで作る スマートフォンサイトUI図鑑」
サ道に目覚めそうなminamiです。
今回は献本いただきました「CSS3&jQueryで作る スマートフォンサイトUI図鑑」のご紹介です。
- CSS3&jQueryで作る スマートフォンサイトUI図鑑 (WEB PROFESSIONAL)
- 礒田優 久保知己 近藤直人 早川稔 宮田優希 株式会社まぼろし
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス 2015-02-20
by G-Tools , 2015/03/09
本の概要
Amazonのカテゴリ:Webデザインでも既に1位となっています!(3/9現在)
スマートフォンサイトを作る際に必須なUIを体系だてて紹介し、さらにCSS3とjQueryで実装する場合のサンプルも見られるというこの本。「図鑑」と銘打っているだけあって版形も大きく、目次だけを見てもワクワクする感じがあります。画面写真やイラストも豊富でとても見やすい紙面になっています。
ここが良い!ポイント
僕がありがたいな~!と思ったポイントは、実用的なUIを、体系だてて分類して紹介しているところです。まず最初のヴィジュアルインデックスを眺めてもらうだけでもいろいろ発見があるかもしれません。この本の内容をプロジェクトのメンバーで共有していると、UIの説明の際に「え~とあの、丸くてひゅっと出るナビ!」などということがなくなります。当たり前のようでいて、共通認識を作っておく、言葉を決めておくということは重要なことだと思います。ちなみに僕も読んでいて「これってこういう名前なんだ・・・」というUIがありました。
別の呼び方がある場合には、それも紹介しているのも地味にイチオシポイントです。(プルダウンメニュー←→ドロップダウンメニュー など)
また、CSS3とjQueryを使った実装が必ず掲載されているのもポイントです。作ったことがないUIの実装を1から考える手間を思えば大変ありがたいです。この春からデザイナー、フロントエンドエンジニアになったばかりの人に教科書的に読んでもらうのもすごくいいと思います。
まとめ
プロジェクトに関わる全員の意識としてこの本に書かれていることが共通認識になっていると、すごくコミュニケーションしやすくなると思います!
そういう意味ではフロントエンドの担当だけではなく、ワイヤーフレームを書くディレクターさん、バックエンドを担当するプログラマーさん、Web制作に関わる全ての人が目を通して損がない本だと言えるでしょう。
僕は会社のメンバー全員に読んでほしいです!