Firefox4と以前のバージョンを共存させる方法
こんにちは、minamiです。今いちばん欲しいものはランタンです。
3/22にFirefox4が正式公開となりました。ちょっとさわった感じだとchromeやsafariに負けず劣らず軽快ですね。
しかし、制作環境ではFirefox4と以前のバージョンを両方確認することも必要になるかと思います。
そこでFirefox4と以前のバージョンを共存してインストールする方法をおさらいしてみました。
試した環境はWindows XPです。
プロファイルを複数作る
方法としては、以前tanakaが紹介していたものとほぼ同じになります。Firefoxのプロファイルを複数つくって、各バージョンに対応させていきます。
windows XPの場合、firefoxのプロファイルは、
C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles\xxxxxxxx.default
に保存されています。デフォルトで使っている場合は今までのFiredfoxの設定がここに集約されているので、とりあえずこれをフォルダごとコピーしてバックアップします。
インストール~設定
firefoxの公式サイトで最新版をダウンロードします。
インストーラーをダブルクリックしてすすんでいきます。
セットアップの種類はカスタムインストールを選択してすすみます。
インストール先を聞かれますが、デフォルトのままだと今使用しているFirefoxを上書きしてしまいますので、新規に別のフォルダを作成してすすみます。
「ショートカットを作成」の項目は3つともチェックをはずしておきます。インストール先の確認をしてOKならばインストールします。
「今すぐFirefoxを起動」のチェックは外して「完了」ボタンをクリックします。
Firefox4用のプロファイルの作成
既にFirefoxが立ちあがっている場合はいったん終了して、[スタート] → [ファイル名を指定して実行]から、「firefox -P」と入力して実行すると、プロファイルマネージャーが立ち上がります。
「新しいプロファイルを作成」を選び、Firefox4という名前を付けて完了します。これでデフォルトのプロファイルとは別のFirefox4用のプロファイルができました。
バージョンごとに個別のショートカットを作る
ここまできたらあと少しです!あとはFirefoxを起動する際に、それぞれのバージョンに合わせたプロファイルを選んで起動できるようにショートカットを作成します。
先ほどインストールしたFirefox4のフォルダのfirefox.exeを右クリックして、「ショートカットの作成」を選択します。
ショートカットアイコンを右クリックして「プロパティ」を選び、リンク先を以下のように書き変えます。
- [リンク先(firefox.exeの場所)] -p [プロファイル名] -no-remote
これを書き加えることによって、新しく作ったプロファイルを関連付けてFirefoxを起動することができるようになります。必要であれば旧バージョンのFirefoxのほうにもショートカットの設定をしておきましょう。
まとめ
プロファイルを複数つくってバージョン違いのFirefoxを共有する方法をご紹介しました。プロファイルを複数つくると、バージョン違いの共有用途だけではなく、用途に応じてFirefoxをカスタマイズできるので便利ですね!