コマンドラインで色を使おう
Linuxを利用して開発を行っていると、apache.confやphp.iniをいじることがたまにあります。
普段はvimやemacsを使わない人でもシェルで設定ファイルを編集するときはvimを使用せざるを得ないのではないのでしょうか?
そんなとき、エディタのコードを見やすくする設定ファイルの書き方をメモしておきます。(とりあえずvimを使って、設定ファイルをいじったことがある人向けの説明です。)
まず、設定ファイルをvimで開いてください
$ vim ~/.vimrc
次のコードを追加してください。
set number
syntax on
<esc> :wq で保存終了して、もう一度.vimrcを開いてみてください。行番号が表示され、コードに色が付いたと思います。
vimはシンタックスハイライト(コードを多色で表示する機能)の対応形式の数が半端なく多くて、apache.confやphp.iniもカラーになって表示してくれます。
さて、vimのカスタマイズの話はおわりですが、おまけとして、もっとも使われるコマンドのひとつ、lsに色をつける設定も書いておきます。
まず、自分がどのシェルを使っているか調べます。
$ echo $SHELL
"/bin/bash"みたいに表示されたと思います。この場合はbashを利用しているということです。
bashの場合、設定を.bashrcに書き込みます。まずファイルを開いて、
$ vim ~/.bashrc
$ vim ~/.zshrc # zshの場合
設定を追加します。
alias ls='ls --color=auto'
保存終了して、lsやls -alを実行してみてください。ファイルとフォルダで色分けされたと思います。
他にも色分けできるコマンドがあれば教えてください