プログラミング時の心得

プログラミング時の心得


最近は携帯電話向け出力をするスクリプトを書いているtanakaです。突然ですが、プログラミングをするときに心がけておくべきことはなんだと思いますか?僕がそれをひとつだけあげるとすれば、月並みですが、計算機プログラムの構造と解釈(原著:Structure and Interpretation of Computer Programs)前書きに書いてあり、ポール・グラハムのエッセイハッカーと画家(原著:Hackers and Painters)で引用されたこの一節を選びます。


programs must be written for people to read, and only incidentally for machines to execute.(川合 史朗氏の訳:プログラムは、人々がそれを読むために書かれるべきである。たまたま、それが計算機で実行できるにすぎない。)

※ポール・グラハム氏の引用文は原著と少し異なります。

ひたすらにわかりやすいコードを書いて、実行速度の高速化や、メモリやディスクの利用効率を考えなくてもいいというわけではなくて、そういうコードを書くなら、なぜそういうコードを書いたかをコード自身が説明できるようになっていなければならないという意味だと思います。


はい、ここまでが氏のエッセイを読んだらついやってしまいたくなるポール・グラハム論法でした。


さて、つい最近そのポール・グラハム氏の著書On Lisp日本語訳(訳者:野田 開氏)が本になりました。魔術師本(計算機プログラムの構造と解釈の通称)では再帰あたりで挫折した僕ですが、この本は絶対読みます!まずはANSI COMMON LISPを読んでからですかね(汗


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On Lisp―Advanced Techniques for Common Lisp
Paul Graham 野田 開
オーム社 2007-03

by G-Tools , 2007/03/30

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