デスクの上に段ボール箱を置かないと仕事にならない人の体験談
『ブレードランナー2049』のブルーレイディスクが出たら買おうと思っている kagata です。いやきっと買う。
今回はシーブレインアドベントカレンダー2017の4(営業)日目です。昨日は yanagimachi の Qiita のお話でした。Web 業界人っぽくていいんじゃないでしょうか。
わたしも「これがないと仕事にならない!」というお題を受けて考えてみたのですが、なかなかこれというものが思い浮かびません。まずは PC とインターネット、そうすると電気も必要で、あーあとは酸素がないと死ぬから仕事にならないな…でも、どれもブログの題材にはならなさそうです。
困ったわたしは、自分のデスクを改めて見回してみるのでした。
いまデスクの上にあるもの
- PC(Lenovo ThinkPad T440p)
PC がないとたしかに仕事になりませんが、なんというか当たり前です。 - マウス(Logicool M705)
マウスがなければ、Thinkpad ご自慢のトラックポイントを使います。 - 『顧客の想像を超えろ!』新留正剛
新留正剛のきわめて希少な書作品ではあります。が、仕事道具ではありません。 - 本が何冊か
案件によりけりですが、今は WordPress 案件を担当しているのでその関連の本が多いですね。ないと困るものもありますが、そのときは Codex と Google 検索でしのぎます。仕事にならないほどではありません。 - サントリー 南アルプスの天然水
水もまたずっと飲まないと死んでしまいますが、肌身離さず持っていないと仕事にならないわけでもありません。 - 井村屋 えいようかん(賞味期限切れ)
災害対策として弊社オフィスに備蓄されていた非常食が賞味期限切れで払い出されました。平時はただのおやつです。
と、ここまで目を背けてきましたが、ないと仕事にならないものがデスクにひとつありました。
- 段ボール箱(引越のサカイ)
ちなみに、中には重しとしてコピー用紙の束が入っています。
なぜデスクの上に段ボール箱を積んでいるのか
ご覧のとおり、段ボール箱の上にノート PC を置いています。これは、座らずに立ったまま PC を操作しやすいようにするためです。要は貧乏スタンディングデスクです。
どういうわけか昨今は IT 業界を中心に(?)スタンディングデスクが流行しているようですが、わたしが立ち仕事を始めたのはもっぱらネガティブな理由によります。
今年の春ごろから、座っていると腰が痛む(腰というか、いわゆる坐骨神経痛)ようになりました。整形外科で「L5/S1椎間板ヘルニア(大きめ)」と診断され、以来かれこれ半年以上保存療法(というか様子見?)を続けています。
少しの間座るだけなら問題ないのですが、1時間もすると痛みで座っていられなくなります。そこで、貧乏スタンディングデスクで立ち仕事をします。こうすると痛みは弱まるのですが、しばらくすると今度は同じくヘルニアのせいで脚がしびれてきます。足がしびれたら座り、腰が痛んだら立つ、の繰り返しです。
効能
スタンディングデスクを使うといろいろいいことがある、といわれているようです。実際ぐぐると「スタンディングデスクで人生変わった」とか「座りすぎたら死ぬ」みたいなブログ記事がいくつも出てきますが、わたしとしては「スタンディングデスクってそんなにいいものか?」との思いを禁じ得ません。
- 足腰によいらしい
いいも悪いもわたしに至っては「腰をかばうために立っている」わけですが、万人にとってよいかというとどうなんでしょうか?座位より立位のほうが椎間板への負担は大きいそうですし、座るにしても姿勢しだいなのでは…。 - クリエイティビティが向上するらしい
わたしが立ち仕事を始めた当初は 立っているのに疲れて頭が回らない ありさまでした。いったん立ち仕事に慣れればさほどでもないのですが、基本的に頭脳労働には座位が最適だというのが実感です。まあ、オフィスの什器を入れ替えることで、気分転換はできるのかもしれませんが。 - 昼間眠くならなさそう
ある程度効果はあるように思いますが、なるときはなります。あと、本当に寝不足のときはごまかさずに寝たほうがいいです。 - 脂肪がとれて筋肉がつきそう
これは自分でもちょっと期待していたのですが、残念ながら変化なしです。筋肉のつきやすさも体質によるのかもしれません。 - 寿命が延びるとの報告も
結果はわたしの死後明らかになるでしょう。
最後に
ほんとうに「ないと仕事にならない」ものは、健康な椎間板です。
あすは sagara の登場です。あとは任せた。