【MySQL】コマンドラインで操作する時に憶えておくと便利なオプション・ショートカットキー等
いよいよワールドカップ開催が近づいてきてソワソワしている kimoto です。
でも時差の関係であんまり観られないですけど…。
本日は MySQL の小ネタをいくつかご紹介します。
MySQL サーバへの接続を速くする
マンスリーでログテーブルなどを作る運用をしていると、コマンドラインでの接続時に時間がかかるようになったりします。
これは、接続時にテーブル名やフィールド名の読み込みが走るからですが、その読み込みをしないモードがあります。
接続時のコマンドに「-A」をつけます。
mysql -uroot -p -A
これにより、接続時に DB を指定した時や後から DB を切り替えた際、その DB のテーブル数が膨大でも、スパッと繋がるようになります。
ただし!この読み込みオフモードで接続すると、「Tabキー」での補完が効かなくなります。補完を多用する場合は、接続時間を我慢するしかないですね。
操作するのに便利なキー
補完の話が出たので便利キーについて。話は前後してしまいますが、先ほどの読み込みオフモードにしない場合は、「Tab」による補完が効きます。これにより打ち間違いも少なくなり便利です。
他にも「Ctrl+A」で行頭にカーソル移動、「Ctrl+E」で行末にカーソル移動あたりは憶えておくと便利です。
- 「Tab」でテーブル名、カラム名など補完
- 「Ctrl+A」で行頭にカーソル移動
- 「Ctrl+E」で行末にカーソル移動
- 「↑」で一つ前のコマンドを表示
- 「↓」で一つ後のコマンドを表示
DB の状況を確認する
「SHOW」構文を使うといろいろな状況を確認できます。よく使うところでは「SHOW DATEBASES」「SHOW TABLES」などですね。
- SHOW DATABASES;
- 存在するデータベース名一覧を表示
- SHOW TABLES;
- データベース上のテーブル名一覧を表示
- SHOW FIELDS FROM テーブル名;
- 指定のテーブルにあるフィールド一覧を表示
- SHOW INDEX FROM テーブル名;
- 指定のテーブルのインデックスの一覧を表示
- SHOW PROCESSLIST;
- 実行中のプロセスを表示
- SHOW STATUS;
- サーバのステータス情報を表示
- SHOW VARIABLES;
- サーバの変数を表示
- SHOW CHARACTER SET;
- 利用できるキャラクターセットの一覧を表示