Titanium Mobile プロジェクトでつまづいた点メモ

Titanium Mobile プロジェクトでつまづいた点メモ

九州出身だと自己紹介すると、噴火の影響を心配されることが多いtanakaです。でもうちの田舎は今のところ大丈夫です。さて、今日は、Titanium Mobileアプリ開発ではまったポイントを3つ紹介します。

ビルドが(Run Emulator)できなくなったら

たまに、Run EmulatorやRun on Deviceができなくなることがあります。そのときはプロジェクトのディレクトリを移動して、新しくプロジェクトを作成し、tiapp.xmlとResourcesを戻すことで直ることがあります。(僕の場合はいまのところ100%直りました) プロジェクトをバージョン管理している場合は、管理ディレクトリ(.svn, .gitなど)も一緒に動かす必要がありますので注意してください。

モジュールを導入したら、buildディレクトリを削除する

20110521tanaka_titanium01.png

モジュールとはTitaniumを利用したプロジェクトで利用できる、ObjectiveCのライブラリのことです。
Titaniumプロジェクトをビルドすると、iOSアプリプロジェクトが生成されます。1度生成すれば、2度目からビルドが早くなりますが、モジュールの追加・削除のあとは、反映されにくく、エラーが起こりやすいようなので、一度、最上位の build ディレクトリ(上の図のとおり)を削除して完全なビルドを行なったほうがいいです。(ただし、ビルド自体を実行できなくなる可能性もありますので、自己責任で!。最悪、一つ手前で紹介した方法で直るかもしれません)

メインのMac以外で開発したいとき

まずは証明書の移動を行う必要があります。次のブログ記事の「複数のMacで開発を行いたい場合」で方法が詳しく書かれていますのでその方法を行ってください。

Titanium MobileのKitchenSinkを実機(iPhone)にインストール | MOL

次に、アプリをビルドした後、iPhoneに転送する方法について。
Titaniumは標準ではiTunes経由でアプリの転送を行います。iPhoneのアプリを管理していないMacのiTuensとやりとりすると、本体のアプリを削除しなければならないようです。その場合は、iTunesは使わずにXcodeで転送すればOKです。

やりかたはまず、Titaniumプロジェクトをビルドして、buildディレクトリを生成します。次にbuild/iphone/AppName.xcodeproj (AppName名はプロジェクト名によってことなる)というファイルをダブルクリックすれば、Xcodeで開くことができます。プロジェクトを開いた画面左上(下図の通り)のRunボタンを押します。これでビルド完了とともに転送されます。もちろんプロビジョニング情報の転送などが完了している必要があります。

20110521tanaka_titanium02.png

以上です

Titanium Mobileアプリ開発で僕がつまづいた点を3つまとめて紹介しました。はまる前に読んでいただいて、参考になりましたら幸いです。

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