Google 未来を選ぼう 衆院選2009
こんにちは。夏休み明けのinoueです。 この夏は伊豆で過ごしました(半分は帰省ですが)。 東名沼津ICに伊豆縦貫道方面出口ができていてびっくり。新しい道はすいていて快適でした。
さて、今回も衆院選関連のサイトをご紹介します。
「Google 未来を選ぼう 衆院選2009」- その名の通り、Googleによる選挙情報ポータルです。
Googleの各サービスを駆使してさまざまな情報の提供がなされている点がさすが、なサイトです。
主な機能は次の4つです:
未来のためのQ&A
Googleモデレータを使って集められた質問の中から、もっとも得票数の多かったものが「みんなで選んだ、5つの質問」として挙げられています。
これらは「子育て、教育」「年金、福祉」「外交、経済、景気、雇用、その他」「農業、林業、漁業」「政治、政治家」の5分野からそれぞれ出ています。
この5つの質問に対する回答はYouTubeを使って立候補者本人または所属政党より動画でアップされています。
立候補者本人の回答動画は386件。全1,374名中の386、28%という割合をどう見るか、自分の選挙区の立候補者は自身の回答を寄せているかどうか、といった点が興味あるところです。
また、これらの動画はYouTube「日本の政治」チャンネルからも観られます。
選挙区検索
自分の住所を入力すると、選挙区と立候補者がわかります。
Googleマップ上にもエリアが区分け表示されるので、自分の居住地域をクリックするだけで立候補者一覧が表示され、便利です。
検索ランキングの推移
選挙関連キーワードの検索ランキングの推移が政党や立候補者別に折れ線グラフで表示されます。
選挙区検索の表示と連動して、こちらも表示内容が変わっていきます。
もちろん折れ線グラフはGoogle Chart APIを使っているのでしょう。
投票所検索
Googleマップのルート検索を使って、入力した住所から投票所までのルートを表示してくれます。
まだ一部地域のみの対応のようですが、自宅周辺の地理がよくわからない場合には役立ちそうです。
(ちなみに、投票整理券にも投票所へのアクセスは記載されていますので、前日までによく確認しておきましょう!)
まとめ
やはり動画配信での政策アピールは、私のようなあまりテレビも観ない、日中自宅から離れている有権者にとっては非常に有用だと感じています。
以前紹介した「e国政」とあわせて、ぜひ皆さんもご活用ください。
一方で、関連情報や自社サービスにおける選挙関連データの公開などGoogleの今回の試みは面白いし、参考になる点がいろいろありました。
政治とインターネット技術がまた一歩距離が縮んだような。