わかりやすいアクセス解析ツール「ユーザーインサイト」

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Webサイトのアクセス解析ツールでは無料で使えてしかも高機能なGoogle Analyticsの導入例が多いようですが、株式会社ユーザーローカルが提供しているユーザーインサイトは、非常にユニークなアクセス解析ツールです。

ユーザーインサイトには、他のアクセス解析ツールにはない以下のような機能があります。

  • ヒートマップ
  • ユーザー属性
  • 組織分析

今回はバシャログの記事を解析したデータを例に、ユーザーインサイトのユニークな機能をご紹介します。

ヒートマップ

終了エリア

何%の読者がページのどの部分まで読んだかを知ることができます。
それにより、各ページで一番読んでもらいたい箇所が読まれているかどうか、などの分析をすることができます。

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熟読エリア

ページ内のどの箇所が注目されているかを知ることができます。
下のサンプルではプルダウンメニューのデモ部分がかなり読まれていることがわかります。
また、記事の最後に記載したIE6の対策方法も注目されていることがわかります。

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クリックエリア

どのリンクがよくクリックされているかを知ることができます。
ナビゲーションなどのUI改善をする際に、非常に参考にすることができます。

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マウス開始エリア

サイトに訪問した時のマウスの開始位置が表示されます。
[G]や[Y!]はGoogle または Yahoo!から、その後の文言は検索キーワードです。
検索結果のどの位置でクリックされたかがわかるので、SEOにも使えそうです。

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2. ユーザー属性

訪問者の以下の属性の統計データを見ることができます。

  • 性別: 男性/女性
  • 年齢: 10代/20代/30代/40代/50代以上
  • エリア: 地域別/都道府県別
  • 業界: 情報通信/メーカー/マスメディア/金融・商社などなど
  • ネット利用レベル: 超初心者/初心者/普通/ネット好き/マニア
  • サイト来訪頻度: 一見さん/何度かアクセス/たまにアクセス/巡回ユーザー/常連
  • 時間帯: 通勤・通学/仕事中/昼食/夕食/深夜

これらのデータは個人向けの無料アクセス解析ツール「なかのひと」で蓄積されたデータから算出された推計値となるようですが、けっこう信用できるデータのように思います。

バシャログ。を閲覧してくださっている方は、統計によると
「東京都の情報通信業界にお勤めのネットに詳しい30代男性」が多くいらっしゃるようです。

3. 組織分析

どんな団体・企業がアクセスしてきたかを知ることができます。
あの有名な企業がウチのサイト見てくれているんだ~ なんてこともわかります。
ダイレクトに営業ツールとして考えても、かなり有益なデータではないでしょうか。

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まとめ

今回ご紹介したユニークな機能だけではなく、もちろん通常のアクセス解析で取得できるデータ項目(ページビュー、ユニークユーザー、参照元、検索ワードなど)もあります。
操作性もシンプルで、とても使いやすいツールだと思います。
有料ですが、Webサイトのコンテンツ分析や、マーケティング等を強力にサポートしてくれるツールです。興味のある方は是非お試しください。

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